リード文(導入文)には書くべき内容と、お決まりの構成があることをご存知でしょうか?
書くべき内容?うーん…。
全部の記事にリード文を書いているけど、それが良いのか悪いのかはあまり考えたことがないなぁ。
お決まりの構成というのも、あまり意識したことがないかな。
ブログ記事の冒頭部分に書かれるリード文は、読者さんが最初に見る部分なので特に注意して書く必要があります。
そのリード文のクオリティ次第で、読者さんがそのまま読み続けるか離脱するかが決まると言っても過言ではありません。
なので、リード文はしっかりと作り込む必要があります。
私は大阪市内が中心のグルメブログ『コンフィーダイニング』を運営しているのですが、500記事ほど作る中で、他のブロガーさんや本から書き方や構成を学んできました。
そんな私が、「最初から知っておきたかった内容」を本記事でご紹介しようと思います。
- リード文の役割と書く内容
- 具体的なリード文の書き方
- リード文の構成と使えるフレーズ集
本記事を読み終えたアナタは、魅力的なリード文が書けるノウハウを手に入れていることでしょう。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
【書き方の前に…】リード文の役割とは
リード文とは、記事の冒頭部分のテキストのことです。(多くの場合は、タイトルと最初の見出しまでの間がリード文となっています。)
別名、導入文とも呼ばれるリード文には、読者さんへ以下の内容を伝える役割があります。
- 記事の具体的な内容
- 記事の根拠や信頼性
- 記事を読み終えたあとのこと
具体的に1つずつ解説していきます。
記事の内容を説明する
リード文は、その内容を見た読者さんが「この記事を読み進めるかどうか」という判断ができる状態にするためにあります。
リード文は、読者さんがそのサイトへアクセスして最初に見る部分です。
読者さんが「内容がよく分からないから一応読んで見たけど、自分の知りたい内容がなかった…。」とならない為にも、リード文では記事の内容を伝えるようにしましょう。
記事の内容の伝え方は、基本的に「問題提起→解決方法の提供」の流れです。
(参考ブログの存在価値とは。(具体例を交えて徹底解説))
読者さんから「そうそう、それが知りたいの。」といった共感や「ん??なにコレ気になる…」という興味などを引き出すことを意識して記事の内容を伝えるようにすると、読者さんがその記事を読む価値を見出してくれやすくなります!
(詳しくは、書き方の章で具体的に解説します。)
記事の信頼性や根拠を伝える
リード文で記事の信頼性や根拠を伝えることも重要です。
なぜなら、読者さんはその記事に興味を持つと同時に「これってホントかなあ?」という不安な気持ちが生じるからです。
リード文で信頼性や根拠を示すことで、その不安や懐疑心を解消し、読者さんが安心して記事を読み進めることが出来るようにしましょう。
信頼性のある記事を書くことは、SEO対策的にも非常に重要です。
(参考SEO対策で重要視される「EAT」とは?重要な理由と具体例をご紹介!)
最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れるようにしましょう!
実績の公開」です。
ちなみに、読者さんから信頼を得るためによく使われる方法は、「記事を読んだ先を見せる
最後は、「記事を読み終えたあとの未来をイメージさせる」ということです。
簡単にいうと、記事を読む前と、読んだ後の違いを伝えるということです。
本記事は3分で読めるほどのボリュームですが、これを読み終えた頃、きっとアナタは一生使えるスキルを身につけていることでしょう。
意外と書かれていないブログもありますが、重要なことなのでぜひ覚えておいてください。
ここまでの内容をまとめると、以下のとおりです。
- リード文では、記事の内容を読者さんへ伝える。
- 伝える内容について信頼性や根拠を示し、読者さんに安心感を与えるようにする。
- 記事を読み終えたあとの未来がイメージ出来るようにする。
次の章では、ここまでの内容を踏まえて、具体的なリード文の書き方をご紹介します。
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具体的なリード文の書き方
それでは、実際に例を出しながら具体的なリード文の書き方を解説します。
リード文は前章の通り、以下の3項目を意識して作成します。
- 記事の内容を説明する。
- 記事の信頼性や根拠を伝える。
- 記事を読んだ先を見せる。
今回は例として、「唐揚げをサクサク食感にする方法。(キーワードは「唐揚げ サクサク」とします。)」というタイトルで記事を書く場合のリード文を考えていきます。
記事内容は以下と仮定します。
- あなたの唐揚げがサクサクにならない理由
- サクサクの唐揚げを作る方法
- 保存するときのポイント
今回はあくまで例なのでタイトルとキーワード、記事の内容はなんとなく決めましたが、本当はかなり気を遣って決めなければならない項目です。
それぞれの詳しい方法は別の記事で公開していますので、気になる方はチェックされることをオススメします。
参考ブログ作成時におけるキーワードの選び方を2ステップで解説
記事の内容を説明する
ますは記事の内容を、読者さんの興味や疑問に思っていることに響くように伝えましょう。
「唐揚げ サクサク」と検索される方は、おそらく以下のような境遇(悩み)な方だと推測されます。
- 唐揚げを作ってみたけれど、ベチョベチョなのができた。原因と解決策が知りたい。
- CMで見たようなサクサクの唐揚げが作りたい。
- 家族に作ったものの、あまり評判が良くなかった。サクサクの唐揚げを作って挽回したい。
このような境遇の方に響くように「問題提起→解決策の提供」の流れでリード文を作ったのがこちら↓
「自分で唐揚げを作ったら、ベチョベチョなのが出来上がった。イメージではサクサクのが出来上がるはずだったのに、悔しい…。ベチョベチョになった理由と、サクサクの唐揚げの作り方が知りたい!」
「家族に唐揚げを作ったら、なんだか嬉しそうじゃなかった。理由を聞くと、ベチョベチョであまり美味しくなかったとのこと。サクサクな唐揚げを作って美味しい!と言ってもらいたい!」
本記事は、このようなお悩みの方に向けて書きました。
みんなが大好きな「唐揚げ」。CMなどで熱々でカラッと揚げられた唐揚げを見るだけでも口の中がジュワッとしますよね。(外食の際も、「困ったら唐揚げ定食」なんて方も多いのではないでしょうか?)
しかし、いざ自分で作るとなるとなかなか上手くいかないんですよね。
実は、私もかつてはそうでした。
私もなかなか上手くいかずに困っていたのですが、ほんのちょっとしたことでサクサクの唐揚げを作ることが出来るようになりました。
本記事では、その方法を全てお伝えします。
きっと、満足していただけると思います。ぜひご覧ください。
- あなたの唐揚げがサクサクにならない理由
- サクサクの唐揚げを作る方法
- 保存するときのポイント
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
こんなリード文だと、記事の内容を伝えつつ読者さんの境遇に寄り添っているので良いと思います。
しかし、これだけではまだ不完全です。
さらに「記事の信頼性や根拠」、「読んだ先のこと」を加えてリード文に厚みを持たせましょう。
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記事の信頼性や根拠を伝える
次は、リード文に「記事の信頼性や根拠」を加えていきます。
読者さんが「ところで、この記事の著者は何を根拠に言ってるんだろう?」という気持ちにならないようにするイメージです。
※先ほど作ったリード文に、信頼性を青色で添削していきます。
「自分で唐揚げを作ったら、ベチョベチョなのが出来上がった。イメージではサクサクのが出来上がるはずだったのに、悔しい…。ベチョベチョになった理由と、サクサクの唐揚げの作り方が知りたい!」
「家族に唐揚げを作ったら、なんだか嬉しそうじゃなかった。理由を聞くと、ベチョベチョであまり美味しくなかったとのこと。サクサクな唐揚げを作って美味しい!と言ってもらいたい!」
本記事は、このようなお悩みの方に向けて書きました。
みんなが大好きな「唐揚げ」。CMなどで熱々でカラッと揚げられた唐揚げを見るだけでも口の中がジュワッとしますよね。(外食の際も、「困ったら唐揚げ定食」なんて方も多いのではないでしょうか?)
しかし、いざ自分で作るとなるとなかなか上手くいかないんですよね。
実は、私もかつてはそうでした。
そこで、ひたすら料理本を読み漁ること数10冊。(有名料理人や人気ブロガーが書いた人気の本を読みました。)
すると、あっという間にサクサクの唐揚げを作ることが出来るようになりました。
やはり、本の力は偉大ですね。
本記事では、その中から「これは良い!」と思えたことを全てお伝えします。
どれも、もともと多くの人から支持されている方法を集めたものなので、安心して読み進めていただけるかと思います。
きっと、満足していただけると思います。ぜひご覧ください。
- あなたの唐揚げがサクサクにならない理由
- サクサクの唐揚げを作る方法
- 保存するときのポイント
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
今回の例では、「すでに多くの方に支持されている本をたくさん読み、そこから良い点を紹介する。」という内容で、記事に信頼性を持たせるようにしました。(もっと具体的な本の名前を書いても良いかもしれませんね。)
読者さんからすると「そんなに多くの本を読んで書いた記事なら、信じて大丈夫だろう」と、変な懐疑心もなく読み進めるかと思います。
リード文で記事の信頼性や根拠を示す場合は、読者さんの不安や懐疑心を取り払うように意識しましょう。
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記事を読んだ先を見せる
「記事の内容を説明する」、「信頼性や根拠を伝える」ことができれば、あともう少しでリード文の完成です。
最後は、記事を読んだ先の未来を見せるようにしましょう。
※今度は、読んだ先のことをを紫色で添削していきます。
「自分で唐揚げを作ったら、ベチョベチョなのが出来上がった。イメージではサクサクのが出来上がるはずだったのに、悔しい…。ベチョベチョになった理由と、サクサクの唐揚げの作り方が知りたい!」
「家族に唐揚げを作ったら、なんだか嬉しそうじゃなかった。理由を聞くと、ベチョベチョであまり美味しくなかったとのこと。サクサクな唐揚げを作って美味しい!と言ってもらいたい!」
本記事は、このようなお悩みの方に向けて書きました。
みんなが大好きな「唐揚げ」。CMなどで熱々でカラッと揚げられた唐揚げを見るだけでも口の中がジュワッとしますよね。(外食の際も、「困ったら唐揚げ定食」なんて方も多いのではないでしょうか?)
しかし、いざ自分で作るとなるとなかなか上手くいかないんですよね。
実は、私もかつてはそうでした。
そこで、ひたすら料理本を読み漁ること数10冊。(有名料理人や人気ブロガーが書いた人気の本を読みました。)
すると、あっという間にサクサクの唐揚げを作ることが出来るようになりました。
やはり、本の力は偉大ですね。
本記事では、その中から「これは良い!」と思えたことを全てお伝えします。
どれも、もともと多くの人から支持されている方法を集めたものなので、安心して読み進めていただけるかと思います。
きっと、満足していただけると思います。ぜひご覧ください。
- あなたの唐揚げがサクサクにならない理由
- サクサクの唐揚げを作る方法
- 保存するときのポイント
本記事は、3分程度で読めるボリュームです。
そして3分後のあなたは、唐揚げについての知識を身につけ、サクサクな唐揚げを作ることが出来るようになるでしょう。
大切な人から、「美味しい!」と言ってもらえるようになれればと願っています。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
このような感じで、記事を読むことで読者さんに起こる変化を明示するようにしましょう。
念のためもう一度お伝えしておきますが、これはあくまで例です。
内容というよりは、ニュアンスを感じ取っていただければと思います。
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【使い回し可能】リード文の書き方のコツ
リード文の書き方はなんとなく理解できたけど、いざ自分で書こうとするとなかなか思うようにいかない…。
そのような方のために、リード文のテンプレートを用意しました。
リード文の構成とよく使えるフレーズをお伝えしますので、ご活用ください。
読者さんの悩みや抱えている問題(問題提起)
本記事は、このような方に向けて書きました。
上記の悩みや問題に対する理解と、その解説方法の提供
記事の信頼性や根拠
- 見出しの内容
本記事は◯分で読むことができます。
記事を読んだ未来のイメージ(状態)を示す
よろしければ最後までお付き合いください。
〈問題提起〉
- 〜で悩んでいないですか?
- 〜ってややこしいですよね?
- 〜の方法が分かりにくくて困っていませんか?
- 〜のやり方が合ってるか不安じゃないですか?
- それ、間違っている可能性があります。
- 〜したくないですか?…etc
〈共感・興味〉
- 確かに、〜ってややこしいですよね。
- 私もかつて同じ悩みを抱えていました。
- そのままでは、損するかもしれません。
- 意外と知られていない方法があります。…etc
〈解決策の提供〉
- 本記事では、その疑問を1つ1つ解決していけるようにしています。
- 〜のコツや注意点をご説明します。
- 〜の具体的な流れについて詳しく解説します。
- 〜について、基本的な内容から少しコアな内容までお伝えします。…etc
※信頼性に関しては、使い回すものではないのでご自身で考えるようにしていただければと思います。
「問題提起→解決策の提供」の流れに記事の内容説明を組み合わせることがコツです!
さいごに
リード文(導入文)に書く内容とその書き方はご理解いただけましたか?
読者さんの興味や関心を惹きつけるリード文を書くことができれば、
- 滞在時間が伸び、SEO対策の面からも良い効果が見込まれる。
- 読者さんが記事を読んで「こんな記事を読みたいわけじゃなかった…。」ということを防ぐことが出来る。
という嬉しい効果が期待できます。
「リード文(導入文)は読者さんが記事を判断する最初の部分」ということを忘れずに、手を抜かずに書き上げてくださいね。
ここまでご覧くださり、本当にありがとうございます!
最後は、超有益記事のご紹介をして終わろうと思います。
ブログ運営で重要な「被リンク」を簡単に獲得する方法を以下の記事でご紹介しています。
1時間もかからず出来るので、かなりオススメです。
ぜひっ!