ブログを始めて数ヶ月、お問い合わせフォームからお仕事の依頼や色々なお誘いをいただけるようになってきた♪
ブログって楽し〜〜!
本記事は、このような方(ブログを運営していて、仕事依頼等のお問い合わせが来るようになった方)へ向けて書きました。
こんにちは、コンフィー(@ComfyDining)です。
大阪市内がメインのグルメブログ『コンフィーダイニング』を運営しつつ、そこで得たブログ運営のノウハウや知識を当サイト『コンフィーラボ』で発信しています。
ブログを運営していると、
- 執筆依頼
- ラジオ等のメディア出演依頼
- 取材依頼
- 公式インフルエンサーのお誘い
- 本の出版依頼…etc
といったお仕事依頼をいただける事があります。
まさにブロガー冥利に尽きる嬉しい瞬間ですが、その中には、トラブルになる可能性がある案件も含まれている事があります。
なので、問い合わせを下さった相手方はもちろん自分自身を守るために、しっかりと案件を見極め、場合によっては断る必要があります。
そこで本記事では、案件を精査するために必要な2つの要素について解説していきます。
- お仕事依頼の問い合わせをチェックする上で注意する点
- 引き受けると危険なお仕事依頼の特徴
お仕事依頼をいただけることは喜ばしいことですが、「いただいたお仕事は全てやります!」というスタンスではなく、プロとして相手が求めるものをしっかり提供できるかを考えるようにしてくださいね。
私事で恐縮ですが現在、コンフィーダイニング・コンフィーラボ共に、基本的にすべてのお仕事依頼をお断りしています。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
【重要】お仕事依頼の問い合わせは、相手の本気度を確認しよう
ブログにくるお仕事依頼の問い合わせで最初に確認する点は、ズバリ「相手の本気度」です。
その理由は、以下の通り。
- どれくらいの熱意を持って自分へ依頼してくれているのかをチェックすることで、その案件を引き受けるかどうかの判断がしやすくなるから。
- 本気度の低い方をお仕事をすると、良い仕事にならない事が多いから。
良い仕事をするために、お仕事依頼をくれた方の本気度をチェックする事は重要です。
ということで本章では、相手の本気度が確かめられる以下の2つを、具体例を交えながら深掘りしていきます。(※これらに該当するお仕事依頼がきた場合は、注意が必要です。)
- 宛名を変えれば誰にでも送る事ができる文面
- 具体的な条件が記載されていない
宛名を変えれば誰にでも送る事ができる文面
まずは、いただいた問い合わせの文面をよく見てください。
「あれ?これって、そのまま宛先を変えたら他の人に送れるやん!」となる場合は注意が必要です。
このケースでは、相手方は「同じようなメールを多数に送って、誰かが反応してくれればOK」という風なスタンスである事が多いです。言うまでもなく、相手方の熱意はあまり高くありません。
このようなタイプは条件が良ければ引き受けるのもアリかと思いますが、他に優先させるべき案件がある場合はスルーしても良いと思います。
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具体的な条件が記載されていない
次に注意が必要なのは、「お仕事依頼のメールに具体的な条件が記載されていない」ケースです。
※以下のようなパターンです。
〇〇(←お仕事)をお願いしたくご連絡差し上げました。
〜〜(←お仕事についての概要を少し)
ぜひご検討頂ければと存じます。
特徴としては、メールを読んでも仕事を引き受けるかどうかの判断材料が明らかに不足しているということです。
「ご検討ください」って、こんなメールの情報でいったい何を検討するのさ…笑
このようなツッコミ所満載のお仕事依頼を送る方は、とりあえずメールを送ってきている可能性が高く、熱意も低い傾向にあります。
さらに、こちら側の反応次第で条件面を調整しようとしている可能性があり、もはや相手を信頼することも難しいです。
よって、お断りすることをオススメします。
ちなみに私が過去にいただいたお仕事依頼で、「うわっ。めっちゃ熱意持って依頼してくださってるなあ。」と感動した時のメールがあるのでご紹介します(プライバシーの観点から、若干加工します)。
コンフィーダイニング
管理人 さま
はじめまして。○○株式会社の△△と申します。
いつもブログを楽しく拝読させていただいています。特に〜(←個別記事の感想)。
本日は、ぜひご一緒にお仕事がしたくご連絡を差し上げました。
弊社は、〜(←業務内容と今回の依頼内容)。
※詳しくは添付の資料をご確認ください。(←仕事内容や期間・報酬・納期などが全て記載されたもの)
ぜひ前向きにご検討して頂ければ嬉しいです。
(※こちらの都合で大変恐縮ですが、○月△日までにお返事を頂ければ幸いです。)
それでは失礼します。
私が感動したのは、以下の2点が伝わってきたからです。
- 私をわざわざ指名してお仕事依頼を下さったこと。
- メールと添付資料に、お仕事を引き受けるかどうかの判断材料が全て備わっており、非常にスマートなやりとりだったこと。
相手方の熱意がものすごく感じられたので、お断りする最後の最後まで心苦しかったです(※冒頭でも書きましたが、基本的に全てのお仕事依頼を断っています)。
仕事は人と人とで創り上げるものなので、まずは相手が真剣にお仕事依頼の問い合わせを送ってくれたのかを注意してみるようにしてください。
とは言っても、熱意があるだけでは解決できない要素もあります。それを合わせてチェックしなければ、最悪の場合はトラブルになる可能性があります。
次の章でさらに深掘りしていきます。
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【かなり重要】トラブルになる可能性がある案件の特徴
ここまで、ブログのお問い合わせフォームからきたお仕事依頼を精査する方法として「相手の熱意を確認する」ということが重要だとお伝えしてきましたが、正直なことを言うと、たとえ熱意がなかったとしてもドライに徹することで仕事をする事は可能です。
一方、以下の4つの要素は欠けてしまうとトラブルを招く原因となり、最悪の場合は仕事が成立しなくなるリスクがあります。
- コミュニケーションが成立しない
- 案件が自分に合っていない
- 担当者が自分とマッチしない
- 「お任せします」と言ってくる
「せっかく引き受けたお仕事が無かったことになり、ただただ時間と労力を消費しただけになった。」ということを避けるためにも、しっかりと理解するようにして下さいね。
それでは1つずつ解説していきます。
(※特に最後の【「お任せします」と言ってくる】は、かなり注意が必要です。)
コミュニケーションが成立しない
基本的すぎることですが、しっかりとコミュニケーションが取れるかどうかはかなり重要です。
※ここでのコミュニケーションとは挨拶や会話といったことだけではなく、以下のような「仕事に対する姿勢・考え方に大きなギャップがないか」ということも含んでいます。
- やりとりがスムーズかどうか
- 何か依頼をする場合は、期限を設ける
- 打ち合わせ後、議事録を作り双方で共有
- リマインダーを送る等、ちょっとした気遣いができるかどうか
これらの項目は一見すると些細なことかもしれませんが、些細なことのギャップの積み重ねがトラブルにつながる事はよくあります。
相手をよく観察して「この人の『なるべく早く』は、私にとっては気持ち早めくらいかな」という風に、お互いの価値観をすり合わせるようにしましょう。
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案件が自分に合っていない
「いただいた案件が自分に合っているか」ということも、トラブルを避ける上で重要な要素です。
たとえ条件が良かったとしても、
- 今の自分のレベルに合っていない
- 自分がやりたい仕事と乖離している
と感じた場合は、いつもより気合を入れて仕事に取り組むか、お仕事を断りましょう。
「私にはできない」と意思表示する事が、相手にとっての優しさでもあります。
気まずいかもしれませんが、勇気をもって断りましょう。
担当者が自分とマッチしない
1番目に紹介した「相手との価値観をすり合わせる」と少し重複しますが、担当者との相性も仕事でトラブルを起こさないために重要な要素です。
「別に何かあった訳じゃないんだけど、なんかこの人とはリズムが合わないんよねえ。」と感じる場合は、その方とそもそも合わない可能性があります。
そのような場合は、以下のどれかを試してみてください。
- 我慢してパパッと仕事のみを行う
- 仲良くなるように積極的にコミュニケーションを取る
- 担当の方を変えてもらう
担当者の方と合わなかったとしても仕事はできますが、少しのズレが後々大きなトラブルになる場合があるので、いつもより慎重に仕事をこなすように気をつけてくださいね。
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「お任せします」と言ってくる
最後に紹介するのが、相手が「お任せします」と言ってくる場合についてです。
これは一見すると自分を信頼してくれているように感じますが、実際は全くありがたいことではありません。むしろ、1番注意が必要です。
「お任せします」というのは、言い換えると「仕事を依頼する私も理想の完成形がイメージできていないので、そこらへん上手くやってよ」という意味です。つまり、お互いが完成形をイメージできないまま仕事をすることになります。
このような場合だと、完成したものを提出したときにほぼ100%の確率で手直しの依頼が来ます(手直し程度ならば運が良い方ですが最悪の場合は、最初からやり直さなければならないこともあります)。
要するに、とにかく要領が悪く非生産的だということです。
本来、相手が決めるべき完成イメージがない状態なので、まずば以下の2パターンから始めるようにしましょう。
- 完成イメージが決まったらまた連絡してもらう
- 色々と話しながら一緒に完成イメージを作る
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【さいごに】相手方と対等な立場でいる事が重要
ブログに仕事依頼のお問い合わせがくることは、基本的に喜ばしいことですが、しっかりと精査して見極めないと損失を生む可能性もあります。
仕事依頼のお問い合わせがきたときには、ぜひ本記事でお伝えした内容を参考にして「本当にうけて良いお仕事なのか」という判断をするようにしましょう。
お仕事をくれる相手だからといって、主従関係があるわけではありません。
対等な立場で言わないといけないことは、ズバッと言いましょう。
それでは、充実したブログライフを!