ブログを始めてもう半年。とりあえず50記事くらいを書いてみたら、アクセスは少ないながらも徐々にUPしてきた!
でも、期待しているアクセス数には程遠いし、ましてや収益はほどんど発生してない…。
『SEO対策も頑張ってやっているのに、どうしてだろう…?』と悩んで色々調べていると、どうやら私のブログはペルソナ設定が不十分な可能性が出てきた。
ブログにおけるペルソナの決め方が知りたいな。
本日はこのようなお悩みを持っている方へ、ペルソナの決め方とコツ、そして記事の書き方をご紹介します。
こんにちは、コンフィー(@ComfyDining)です。
大阪市内がメインのグルメブログ『コンフィーダイニング』を運営しつつ、そこで得たブログ運営のノウハウや知識を当サイト『コンフィーラボ』で発信しています。
ブログ記事を上位表示させてアクセスを集め、そして稼ぐためにはSEO対策を意識したライティングが重要です。
しかし、SEO対策よりも大事なことは読者さんの心に届く記事を書くこと。
これが出来ていないと、ただ読まれて終わるだけの記事になってしまいます。(ちなみに、読者さんの心に届く記事というのは、言い換えると「読者さんの問題を解説する記事(参考ブログの存在価値とは。(具体例を交えて徹底解説))」のことです。)
つまり記事を作るときは、読者さんのことを深く考えることが必要だということです。
そこで必要なのがペルソナ設定です。
本記事では読者の皆さんが1人でペルソナを決められるようになる為に、以下の内容等について詳しくご紹介します。
- そもそもペルソナとは何なのか?
- ペルソナの決め方
- ペルソナを軸にした記事の作り方
ペルソナをしっかり作り上げて読者さんに響く記事が書けるようになり、さらにSEOライティングもできるようになると、まさに鬼に金棒。
あとは記事を量産すれば、嬉しい結果が待っています。
私も最初はペルソナ設定の意味が分からず苦労したのですが、「あ、そうか。こう考えればいいんか。」とコツを掴んでからペルソナを決めるのに苦労しなくなりました。
そのコツもご紹介しますので、ぜひご参考にしていただければと思います!
それでは1つずつ見ていきましょう。
ペルソナとは想定読者のこと
まずはウィキペディアによるペルソナの説明を引用します。
ペルソナ(persona)とは、ユーザー中心設計やマーケティングにおいて、サイト、ブランド、製品を使用する典型的なユーザーを表すために作成された仮想的な人物像のことである。種類に応じて、ユーザーペルソナ、カスタマーペルソナ、バイヤーペルソナとも呼ばれる。マーケティング担当者は、ペルソナを、特定のセグメントを代表するように定性的ペルソナを構築するマーケットセグメンテーションと共に使用することがある。ペルソナという用語は、ネットワークやコンピュータのアプリケーションだけでなく、(アナログ的な)広告でも広く使われており、その場合は「ペン・ポートレート」(pen portrait)のような他の用語が使われることもある。
ペルソナは、ブランドのバイヤーやユーザーの目的、欲求、限界を考慮して、サービス、製品、ウェブサイトの機能、インタラクション、ビジュアルデザインなどのインタラクション空間についての意思決定を導くのに役立つ。ペルソナは、ソフトウェアを設計するためのユーザー中心設計プロセスの一部として使用されることもあり、インタラクションデザイン(IxD)の一部と考えられている。工業デザインのほか、最近ではオンラインマーケティングのためにも使用されている。
Wikipedia「ペルソナ」より
一言でまとめると、ペルソナとはターゲット像(ブログで言うと、その記事の読者像)のことです。
今から作る記事は、どんな人が読むだろう?
考えることは、たったこれだけです。しかし、深く深く追求してイメージしてください。
具体的には以下の内容を考えます。
【基本情報】
- 性別
- 年齢
- 住んでいる地域・行動エリア
- 家族構成(既婚・独身・実家)
- 職業
- 年収(金銭感覚)
【基本情報からさらに深掘りした人物像】
- どのような悩みを持っているか?
- その人が気づいていないが、知っておくと良い情報はないか?
これらの情報を決めると、読者さんの心に届く記事を書くことができるようになります。
でもペルソナをこんなに細かく設定したら、そもそもブログ記事が見られないんじゃないのかなあ…?
このように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
ブログ作成のコツは「1人に届く記事を書くこと」です。それが結果的には多くの人へ届けることにつながります。
ディズニーランドのシンデレラ城の下で公開プロポーズをしているカップルを想像してみてください。
あれは本来その当事者2人だけの出来事なはずですが、それを見た無関係の人たちも心を打たれますよね。
1人の心に届けると、結果的に多くの人の心に届くとはそう言うことです。
ですので、ブログ記事を書くときは「1人をイメージして、その人に向けて書く」ことを徹底しましょう。
そうは言っても、ブログを始めて間もない頃はペルソナ設定が難しいかと思います。
しかも、このペルソナの決め方は新商品の開発などで使われるものなので、ブログからすると少し細かすぎるかなといった印象です。
なので次の章で、ブログ作成におけるより実践的なペルソナ設定の方法を3ステップでお伝えします。
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3ステップで分かるペルソナの決め方
ブログ記事におけるペルソナの作り方は、以下の3ステップで完了します。
- キーワードを決める
- そのキーワードで検索する読者をイメージ
- 読者の気持ちを先回りする
1つずつ見ていきましょう。
キーワードを決める
まずはブログ作成の基本「キーワード決め」です。運営しているブログのテーマに沿ったキーワードから選ぶようにしましょう。
ちなみに、キーワードの決め方には正しい方法があります。自分の感覚でキーワードを選ぶと失敗する可能性が高いのでセオリー通りに進めるようにしてください。
ブログ記事を作る上で、キーワード決めがもっとも重要と言っても過言ではありません。
キーワードの選び方は、一度覚えるとこの先ずっと役に立つのでぜひ習得するようにしてくださいね!(覚えると簡単です!)
※キーワードの具体的な決め方は以下の記事で詳しく解説しています。
そのキーワードで検索する読者をイメージ
キーワードが決まれば、次は「そのキーワードで検索する人(想定読者)のことをイメージ」しましょう。
ここは説明するより見ていただく方が良いと思うので実際にやってみます。
今回は例として、「たこ焼き 具材 オススメ」というキーワードで検索した人の状況や知りたいことをイメージしてみます。
それが以下です。
- たこ焼きを家で作ろうとしている
- せっかく自分の好きなように作るから、たこ以外の具材も入れてみたい
- たこ焼きに入れると美味しい具材が知りたい
ま、こんな感じですね。(想定読者の住んでいる地域や職業、家族構成、年収などは決めなくて良いと判断したので割愛しています。)
これで「たこ焼き 具材 オススメ」で検索するであろう想定読者の状況・知りたい情報は整理できました。
しかし、これだけではまだ不十分です。
想定読者の気持ちを先回りして、さらに有益な記事を作るように、より深掘りして考えていきます。
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読者の気持ちを先回りする
そのキーワードで検索するであろう想定読者の状況などが整理できれば、次は「その人がさらに知っておいた方が良い情報はないか?」を考えます。(参考ブログの存在価値とは。(具体例を交えて徹底解説))
※先ほどの例「たこ焼き 具材 オススメ」の続きで解説します。
このキーワードの想定読者が「知っておくと良いな」と思う情報はこんな感じです。
- オススメのソースについて
- 家でたこ焼きを作る上であると便利なグッズ
- まん丸で美味しそうなたこ焼きを作るコツ
- 作り過ぎたたこ焼きの保存方法
- たこ焼き機を使った他のレシピ
なぜこのような情報を記事に入れたかというと、「たこ焼き 具材 オススメ」と検索する想定読者は家でたこ焼きをする経験が少ない方と考えたからです。
つまり、想定読者の方自身は検索した時点でここまでの情報を知りたいとは考えていなかったと思います。
しかし、「確かにこれも知っておいた方が良いかも!」となるように先回りして記事に落とし込むことで、読者さんにとって良い記事を書くことができるようになります。
「想定読者さんがさらに知っておいた方がよい事は何か?」という視点で深掘りするようにしてみてください!
ここまで考えると、これまでに挙げた「想定読者さんが知っておいた方がよい情報」がそのまま記事の見出しになります。
あとは肉付けして記事として完成させるだけです。
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ペルソナが決まれば記事作成
ペルソナ(想定読者象)が決まれば、あとは記事を書き進めるだけです。
しっかりとペルソナが決まっていれば自然に見出しができるので、その見出しに沿って文章を書いていきましょう。
その際は、SEOに強い文書を書くように意識してくださいね!
参考SEOライティングのコツを4つのポイントで解説
さらに、ブログを書き終えた後にするSEO対策もありますので、合わせて行うようにしてください。
参考【超キホン】ブログ記事の公開後にする3つのこと
ペルソナの決め方とそれをもとにした記事作成の方法は以上ですが、最後に超カンタンにペルソナ設定ができる方法をお伝えします。
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【裏技】簡単にペルソナを決める方法をお伝えします
これまでペルソナ設定の方法をご紹介してきましたが、実はある方法を取り入れると簡単にペルソナ設定ができてしまいます。
それは、「狙っているキーワードで現に上位表示しているサイトをチェックする」というものです。
検索結果で上位表示されているサイトは、そのキーワードに合った記事を書いているということ。つまり、そのサイトはペルソナ設定がしっかりと出来ていると判断できます。
そこで、そのサイトの記事からペルソナ設定を参考にさせてもらうと、簡単にペルソナ設定ができるというロジックです。
かなり有効な方法ですが、こればかりやっていると単に記事構成やペルソナ像を真似ることにつながります。
「上位表示されているサイトを見た上で、さらに足せる情報はないか?」を考えて、自分にしかない記事を作るように心がけてくださいね!
(参考【記事構成】ブログを書く前に絶対する2つのことのライバル分析の項目)
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さいごに
ブログ記事は1人に向けて書くことを意識して、その人が求めていることを先回りして提供するようにしてください。
1人に届けることをコツコツ続けることがブログ運営のキモです。
これから作る全ての記事に魂を込めて、長〜いブログマラソンを走っていきましょう!
それでは。