こんにちは、コンフィー(@ComfyDining)です。
大阪市内がメインのグルメブログ『コンフィーダイニング』を運営しつつ、そこで得たブログ運営のノウハウや知識を当サイト『コンフィーラボ』で発信しています。
2021年4月下旬、大阪に3度目の緊急事態宣言が出ることがほぼ決まった。現在は、期間や休業要請・自粛要請といった細部を調整中な様子。
これに対して、SNSやヤフコメでは以下のような意見で溢れかえっていました。
はぁ、またか…。
でもこないだユニバに行ったけど、人は少ないし感染対策もかなり気を使ってたよ。
なのにまた緊急事態宣言出すの?意味ワカラナイ…。
野球もライブも映画も行ったけど、密にならないしみんなマスクしてるやん。
これ以上どうしろと?
正論を言っている風に聞こえますが、この意見はある前提条件をクリアしていなければ成り立ちません。
それは「誰とも接触せず、なおかつ公共物に触れずに往復できること」。
つまり、「自宅から車・バイク・自転車・徒歩で寄り道せずに目的地まで行って、誰とも接触せず、寄り道せずに帰る事ができるならOK。」ということです。
無理でしょ?
だから緊急事態宣言を出すの。
緊急事態宣言の目的は「人を家から出さないこと」です。
本記事では、その理由について書いていきます。
1日に10回クジを引くか100回引くかの違い
どれだけ気をつけたとしても、コロナにかかる時はかかります。こればかりは仕方ありませんし、ましてや責められるようなことでもありません(仕事等でどうしても外に出なければならない人もいますし)。
生きている以上、コロナにかかる可能性は必ずあります。どれだけ気を使ってもです。
コロナに感染する可能性として飛沫がよくあげられますが、電車のつり革やエスカレーターの手すり・お店のドア・お金など、感染経路は多岐に渡ります。
0.0なん%、もしくは0.00なん%(スミマセン、具体的な数値は分かりません)の可能性の場合が多いですが、人が動くと感染するリスクが伴います。
少し安易な表現ですが、クジ引きだと考えてください。
1日のうちに人は複数回、コロナにかかるかどうかのクジを引いているんです。
先ほどもお伝えした通り、そのクジに当たる(コロナに感染する)可能性は基本的にどれも低確率です。しかし、0ではありません。
そこで私たちがすべきことは、クジを引く回数を減らすことです。
- 自宅を出る
- マンションのエレベーターのボタンを押す
- 駅へのエスカレーターに乗る(手すりを掴んで)
- 電車に乗る(吊り革を掴む)
- 電車を降りてエスカレーターで出口まで進む(手すり掴む)
- 自販機でお茶を買ってから出社
- 自分の部署までエレベーター
- 仕事
- 社内で書類の回し読み
- ミーティング
- ペンの貸し借り
- ドアの開閉
- 電話応対(受話器触る)
- 同僚のパソコンを触る
- 片付けをして退社
- スーパーに寄って買い出し(かご・商品触る)
- あとは出勤時の流れを遡る
私がやむ終えず外に出ている今回のケースに関して言えば、ざっくり言うと1日に30回ほどクジを引いていることになります。
もちろん、アルコール消毒やあえて手すりを触らずにすることでその回数を減らす努力はしますが、それでも10回はクジを引いていると思います。
もしこれが久しぶりの友人との外出でテンションが上がってしまったら…。
もし少し油断してアルコール除菌を怠ったら…。
おそらくクジを引く回数は跳ね上がり、同時に当たりを引く可能性は上がることでしょう。
外に出なければこのようなリスクを極力減らす事ができる。
だから緊急事態宣言を出すんです。
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目的を理解できていないなら、やっても効果なし
なぜ緊急事態宣言が出されるのかをご説明してきましたが、これは全ての人が理解していなければ思うような効果は得られないでしょう。
先日公開した記事(リンク→「何のために?」を見失うと破滅が待っているという話。)にも書きましたが、目的を理解することは本当に重要です。
政治家に必要なのは、まずは国民に対して目的を理解させる事だったのです(今からではもう遅いかもしれませんが…)。
海外では、全国民に対して目的を理解させることは難しいと判断して「外に出たら罰則」という分かりやすいルールを導入していましたね。
忖度など関係なしに「人を外に出さない」を第一に考えた素晴らしい動きだったと思います。
いまの私たちに必要なのは「緊急事態宣言が出たから〜」「自粛要請が出てるから〜」と言った受け身な思考ではなく、目的を理解した上で正しい行動を選ぶ能動的な思考。
感染を防ぐために、できることを全力で行ないましょう。
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自粛ばかりで息が詰まるあなたへ
本記事では、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためには「クジを引く回数を減らすこと(外に出ないこと)」だとお伝えしてきました。
「でも、それじゃ息が詰まって毎日が辛い…。」
「遊ぶために頑張って働いてるのに、それを取り上げられるのはイヤだ!」
もちろん、このような意見を持つ方もいらっしゃると思います(正直、私もです)。
ですが、今は我慢です。
医療の現場で戦っている方たちのことを思い出してください。そして、医療現場を圧迫しないように動きましょう。
「#医療従事者へ感謝」といったパフォーマンスではなく、行動で協力する方が本当のヒーローです。
もう一度、気を引き締めましょう。
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おうち時間を充実させて楽しく自粛
ずっと自粛を求められる日々で疲弊している私たちに出来る行動は以下の2つです。
- 自粛せず外に出てリフレッシュすること(前述の理由からオススメしません)。
- 「家での時間を楽しくする」ということ。
この中で私がオススメするのは、もちろん2つ目です。
おうち時間が充実すれば、感染対策もできる上に楽しい時間を過ごすことができる。まさに一石二鳥です。
「家で何すればいいか分かんない」という方も、その気になって探せばきっと見つかります。
一度、真剣に考えてみてください。
ちなみに私はニンテンドースイッチを買ったので、楽しく引きこもっています!
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さいごに
コロナ禍と呼ばれるようになり、早1年が過ぎました。
皆さま「一体いつまでこの状態で過ごさないといけないんだろう」と不安な毎日なことかと思います。
ですが、いつか終わりがきます。
のんびりとその日が来るのを待ちましょう。
色々と書いてきましたが、この記事は最近緩んでる自分自身に向けて書いたのかもしれません。
一緒に踏ん張りましょうね。
それでは。